「ソフトウェアアップデート」を実行したら、「アップデートを準備中」や「検証中」の画面のまま進まなくなった——という状況です。以前ご紹介したアップデートの項目自体が出てこないケースとは異なり、こちらはアップデートを始めた後に止まってしまうパターンです。原因によって「待てば解決する場合」と「対処が必要な場合」が分かれるため、順番に確認していきましょう。
まず確認すること:本当に止まっているか
「準備中」「検証中」の画面は、通常でも数分程度かかることがあります。特にアップデートのファイルサイズが大きい場合や、対象機種が多い日は、Apple側のサーバーが混み合っている可能性もあります。
- 画面が止まって5〜10分程度であれば、まずは電源とWi-Fi接続を確保したまま待つ
- プログレスバーがわずかでも動いているか確認する
それでも進まないときに確認する順番
①Wi-Fi環境を確認する
Wi-Fiの接続が不安定だと、ダウンロードやファイルの検証が途中で止まりやすくなります。ルーターの近くに移動するか、他の端末が同じ回線で大量の通信をしていないか確認しましょう。モバイル回線での大型アップデートは不安定になりやすいため、可能な限りWi-Fiで行うのが基本です。
②空き容量を確認する
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量を確認します。アップデートに必要な容量が不足していると、途中で止まってしまうことがあります。出典:Appleサポート
容量が足りない場合は、不要なアプリや写真を整理するか、アップデート中に一時的なアプリ削除を許可するメッセージが出た場合は「続ける」を選ぶと、インストール後に自動で再インストールされます。
③再起動して再度試す
サイドボタンと音量ボタンを使って端末を再起動し、あらためて「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から確認します。多くの場合、再起動だけで解消します。
④電源に接続したまま、長めに待つ
上記を確認してもなお動かない場合は、電源に接続した状態でもうしばらく(30分〜1時間程度)待ってみましょう。特に「検証中」の画面は、ダウンロードしたファイルの整合性をチェックする工程のため、機種やファイルサイズによって時間がかかることがあります。
⑤それでも動かない場合はパソコン経由でアップデートする
長時間待っても状況が変わらない場合は、パソコンに接続してFinder(またはWindowsのAppleデバイスアプリ)経由でアップデートする方法があります。それでも進まずAppleロゴが数分以上表示されたままの場合は、リカバリモードでの復元が必要になることがあります。出典:Appleサポート
なお、パソコンでの「復元」を選ぶと、iOSが再インストールされ端末のデータが消去されます。事前にバックアップが済んでいるか、必ず確認してから進めてください。
待つべき場面・対処すべき場面の目安
| 状況 | 対応の目安 |
|---|---|
| 止まって10分以内、プログレスバーが少しずつ動いている | そのまま待つ |
| 止まって30分以上、まったく変化がない | Wi-Fi・容量・再起動を確認 |
| Appleロゴが数分以上表示されたまま消えない | パソコン接続・リカバリモードを検討 |
やってはいけないこと
アップデート中の強制終了や、システムの日付を意図的にずらす操作はおすすめできません。Appleのサーバーとの同期がずれ、かえってアップデートできなくなる場合があります。
まとめ
「準備中」「検証中」から進まないときは、まずWi-Fi・空き容量・再起動の3つを確認し、それでも解決しなければ電源を確保して待つのが基本です。長時間変化がない場合は、パソコン経由でのアップデートやリカバリモードも選択肢に入れましょう。アップデートの項目自体が表示されない場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。
→ iOS 27が出てこない・アップデートできない時の対処法



















