iPhoneに「液体が検出されました」と出たら?Apple公式の乾かし方と、絶対にやってはいけない3つのこと

iPhoneを充電しようとしたら「液体が検出されました」「充電はできません」と表示されて焦った――そんな経験はありませんか。これはiPhoneが故障したわけではなく、コネクタを守るための警告です。Appleが案内している正しい乾かし方と、やってはいけないことをまとめました。

この警告は何?

Appleによると、iPhone XS/XR以降では、LightningまたはUSB-Cのケーブルやアクセサリを接続したときに、コネクタに液体が入っていると警告が表示されます。iPhoneやアクセサリを守るため、乾くまで充電やアクセサリの接続ができなくなります。

表示される警告表示されるとき
充電はできませんLightning搭載のiPhoneを充電器につないだとき
USB-Cコネクタで液体が検出されましたUSB-C搭載のiPhoneに充電器などをつないだとき
Lightningコネクタで液体が検出されました充電用以外のLightningアクセサリをつないだとき
液体を検出しましたUSB-Cアクセサリをつないだとき

コネクタが濡れたまま充電すると、ピンが腐食したり、接続不良や故障につながったりするおそれがあります。

Apple公式の乾かし方

  1. iPhoneからケーブルを外し、ケーブルの反対側も電源アダプタなどから外す
  2. コネクタ部を下に向けてiPhoneを手のひらに載せ、優しくたたいて余分な水分を出す
  3. 風通しのよい乾いた場所で自然乾燥させる
  4. 30分以上たってから、もう一度充電やアクセサリの接続を試す
  5. まだ警告が出る場合は、丸一日置いて自然乾燥させる(完全に乾くまで最長24時間かかることもある)

完全に乾いているのに充電されないときは、アダプタからケーブルを外し、アダプタもコンセントから抜いてから、つなぎ直してみましょう。

絶対にやってはいけない3つのこと

NG行動理由
ドライヤーなど高温の熱源やエアダスターで乾かすAppleが禁止事項として案内している
綿棒やペーパータオルをコネクタに入れる異物を入れることはAppleが禁止している
お米の袋に入れる米の小さな粒子が原因で、iPhoneが損傷するおそれがある

「濡れたスマホはお米に入れる」という方法はよく知られていますが、Appleははっきりと「iPhoneを米の袋に入れないでください」と案内しています。自然乾燥が基本です。

どうしても今すぐ充電したいときは

Appleは、緊急時には警告を無視して充電するという選択肢もあると案内しています。ただし、濡れたまま充電するとコネクタを傷めるおそれがあるため、あくまで最終手段です。

ワイヤレス充電器を持っている場合は、iPhoneの背面が乾いていることを確認してから、Qi対応の充電器に置いて充電する方法もあります。

濡れていないのに警告が出るときは

  • 特定のケーブルやアクセサリでだけ出る:そのケーブルやアクセサリが破損している可能性。メーカーに問い合わせる
  • Apple純正のケーブルでも毎回出る:iPhoneの修理が必要な場合がある

水没そのものへの備えも

警告が出たということは、コネクタに水が入ったということです。iPhoneは耐水性能を備えていますが、Appleは液体による損傷は保証の対象外としています。水没したときの全体の対処法はスマホが水没したらどうする?で解説しています。

水濡れによる故障に備えたい人は、AppleCareやキャリアの補償のほか、水濡れも補償の対象になるスマホ保険という選択肢もあります。詳しくはモバイル保険の解説をご覧ください(リンク先はPRを含みます)。

まとめ

「液体が検出されました」と出たら、ケーブルを外して、コネクタを下に向けて自然乾燥させるのが正解です。ドライヤーやエアダスター、綿棒、そしてお米の袋に入れるのはNG。30分以上たっても警告が出るなら、丸一日待ってから試しましょう。

出典:Appleサポート(iPhoneで液体検出の警告が表示された場合)