スマホが水没したらどうする?ゲリラ豪雨シーズンに知っておきたい正しい対処法とNG行動

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今年の夏は、関東を中心に短時間で猛烈な雨が降る「ゲリラ豪雨」が連日のように発生しました。道路の冠水や河川の増水はもちろん、突然の土砂降りでスマホを水浸しにしてしまった、という人も少なくないのではないでしょうか。

スマホの水没は、正しく対処すれば復旧できる可能性がありますが、間違った対応をすると症状を悪化させてしまうこともあります。この記事では、スマホが水没してしまったときの正しい対処法と、絶対にやってはいけないNG行動を解説します。

ゲリラ豪雨で増えるスマホの水没トラブル

この夏は関東各地で「ゲリラ雷雨」が連日発生し、道路の冠水や河川の氾濫危険情報が相次いで発表されました。8月には千葉県で豪雨による浸水被害が発生するなど、短時間の大雨による被害が全国的に増えています。

突然の豪雨に見舞われると、傘があっても靴やカバンの中まで水が入り込んでしまうことがあります。ポケットやカバンに入れていたスマホが濡れてしまった、水たまりに落としてしまった、というトラブルは、こうしたゲリラ豪雨のシーズンに特に増える傾向があります。

スマホが水没したら、まずやるべきこと

  • すぐに電源を切る:通電したままだとショートして故障が悪化する恐れがあるため、電源が入っている場合はできるだけ早く落とす
  • 本体の水分を拭き取る:柔らかい布やタオルで表面の水分を丁寧に拭き取る
  • 充電口やイヤホンジャックの水分を確認する:綿棒などで、隙間に入り込んだ水分がないか確認する
  • SIMカードやSDカードを取り出す:対応機種の場合、カードスロットを開けて内部の湿気を逃がす

乾燥のさせ方

水分を拭き取ったあとは、乾燥剤(シリカゲル)と一緒にジップロックなどの密閉できる袋に入れて、1日以上(できれば2〜3日)置いて内部の湿気を取り除きます。乾燥剤が手元にない場合は、生米と一緒に袋に入れる方法も知られていますが、米の粉が端子部分に入り込むこともあるため、可能であれば専用の乾燥剤を使う方が安心です。

やってはいけないNG行動

  • 本体を振る:内部に入った水分がかえって広範囲に広がり、基板のショートや部品の腐食を招く
  • ドライヤーで乾かす:温風は内部にダメージを与え、冷風でも風圧で充電口の水分を内部に押し込んでしまう
  • すぐに充電・電源を入れて使用を再開する:内部に水分が残ったまま通電すると、ショートや腐食の原因になる
  • 濡れた状態で放置する:時間が経つほど内部の腐食が進みやすくなる

水没直後は問題なく動いているように見えても、内部に水分が残っていると、数日〜数週間後に突然不具合が発生することがあります。乾燥後もしばらくは動作に注意しておきましょう。

防水スマホでも油断は禁物

「防水対応だから大丈夫」と思われがちですが、多くの防水スマホが対応しているのはメーカーが定めた条件下でのきれいな真水によるテストです。ゲリラ豪雨や道路の冠水で流れる水には泥や砂、油分などが混ざっていることが多く、想定されている防水性能を超えてダメージを受ける可能性があります。防水対応の機種であっても、大雨の中では極力濡らさないよう注意するのが安心です。

それでも直らないときは

乾燥させても電源が入らない、動作が不安定なままといった場合は、無理に自己判断で分解・修理をせず、メーカーのサポート窓口や修理専門店に相談しましょう。水没は保証の対象外となることが多いですが、データの取り出しなど専門的な対応をしてもらえる場合があります。

豪雨シーズンの備えとして

ゲリラ豪雨が増えるこの時期は、外出時に防水ポーチやジップ付きの防水ケースにスマホを入れておくだけでも、水没のリスクをぐっと減らせます。

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まとめ

ゲリラ豪雨が続くこの時期は、外出先でスマホが水没するリスクも高まります。水没してしまったら、まず電源を切り、振ったりドライヤーで乾かしたりせず、乾燥剤を使ってじっくり乾燥させることが大切です。防水対応の機種でも過信せず、大雨の日は防水ケースなどで事前に備えておきましょう。

防水性能の目安(IP等級について)

多くの最新スマホには「IP68」のような防水・防塵等級が表示されています。数字が大きいほど耐久性が高い傾向にありますが、これはメーカーが定めた実験室環境(きれいな真水・一定の水深と時間)でのテスト結果であり、実際の雨天や水没状況での保証を意味するものではありません。ご自身の機種のIP等級は、メーカー公式サイトの製品仕様ページで確認できます。

乾燥後、電源を入れる前に確認すること

  • 1〜3日程度しっかり乾燥させたあと、充電口やスピーカー穴を明るい場所でよく見て、水滴が残っていないか確認する
  • 可能であれば、濡れていない別の充電器・ケーブルを使い、まずは充電せず電源のみ入れて様子を見る
  • 電源が入っても、タッチ操作の反応やスピーカー・マイクの音に違和感がないか、しばらく注意して確認する