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2026年秋に無償配信予定の「iOS 27」。目玉は新しくなったSiriをはじめとするAI機能ですが、実は「アップデートできること」と「新機能が使えること」が必ずしも一致しない点に注意が必要です。今回はiOS 27で何が変わるのか、対応機種とあわせてわかりやすく整理します。
対応機種は全31機種、切り捨てはゼロ
iOS 27の対応機種は、iOS 26とまったく同じ全31機種です。下限はiPhone 11とiPhone SE(第2世代)で、2019〜2020年発売のモデルもそのままアップデート対象に含まれています。今回、対象から外れる機種はありません。
目玉機能:新しいSiri
Apple Intelligenceを土台に作り直された新しいSiriは、iOS 27最大の目玉機能です。
- 自由な質問・相談ができ、ブレインストーミングのような使い方も可能に
- 「数年前に撮ったあの写真」「あのメール」など、自分の情報を踏まえた検索・回答に対応
- メッセージ・ミュージック・リマインダーなど、アプリをまたいだ操作を依頼できる
- オンラインの最新情報をもとに回答できる
- これまでの会話をまとめて見返せる専用「Siriアプリ」を新設
ただし、新しいSiriが日本語で使えるようになる時期は、現時点で示されていません。Appleの発表では「年内にまず英語のベータ版から」提供されるとされており、前回のApple Intelligence(英語→日本語で約5カ月)を踏まえると、日本語対応にはしばらく時間がかかる可能性があります。
写真編集・カメラにもAIが追加
- 空間リフレーム:撮影後に構図を変更できる
- 拡張ツール:写っている範囲の外側を広げられる
- 進化したクリーンアップ:これまでより大きな被写体を消去できる
- カメラアプリの「Siriモード」:カメラを向けたものをそのままビジュアル検索できる
AIが使えなくても恩恵がある「全機種共通の改善」
iOS 27の改善はAI機能だけではありません。以下は対応機種であれば全機種で受けられる改善です。
- アプリの起動が最大30%高速化
- 写真ライブラリへの新しい写真の読み込みが最大70%高速化
- AirDropの転送が最大80%高速化
- 子どもの安全機能を強化:初めてのウェブサイト閲覧時に保護者の許可を求める「閲覧のリクエスト」、残酷な画像・動画への介入拡大、カテゴリー別の利用時間制限など
- Liquid Glassのデザイン改善でコントラストが向上
- Wi-Fiとモバイル通信が状態の良いほうへ自動で切り替わる
- iCloud共有アルバムがAndroid・Windowsにも対応
注意点:Apple Intelligenceが使えるのは12機種だけ
iOS 27そのものは31機種全てにインストールできますが、目玉のAI機能「Apple Intelligence」が使えるのは、iPhone 16以降の全モデルと、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxの合計12機種のみです。特に注意したいのが、同じiPhone 15シリーズでも「無印・Plus」はAI非対応という点です。搭載チップの違い(Pro:A17 Pro/無印:A16)が理由で、中古のiPhone 15を検討している場合は見落としやすいポイントです。
さらに、声のトーンや話す速度を調整する機能など、一部の高度な音声機能は「iPhone 17 Pro/17 Pro Max/iPhone Air」の3機種限定となっています。もっとも、AIの中心的な機能自体は12機種すべてで使えるため、この3機種限定の違いを理由に機種選びを迷う必要はあまりありません。
結局、いつアップデートすればいい?
AI機能を目当てにしている場合、日本語対応の時期が読めないため、急いでアップデートする必要は薄いといえます。一方で、動作の高速化や子どもの安全機能の強化はAI非対応機種でも恩恵を受けられるため、電話・LINE・カメラ・地図が中心の使い方であれば、配信開始後にアップデートしておいて損はありません。
まとめ
iOS 27は「対応機種を切り捨てず、速度改善を前面に出し、保護者向け機能を強化する」という、2018年のiOS 12に近い性格のアップデートといえそうです。新しいSiriなどのAI機能は日本語対応を待ってから使い始めても遅くはないので、まずは配信開始後に基本的なアップデートから試してみるのがおすすめです。
買い替え・機種変更を検討している方は、新機種にあわせたアクセサリーもチェックしておくとスムーズです。



















