この夏は関東を中心にゲリラ豪雨が連日のように発生し、道路の冠水や河川の増水などのニュースを目にした人も多いのではないでしょうか。急な豪雨は数分〜数十分の間に発達するため、事前の天気予報だけでは避けきれないこともあります。
こうしたゲリラ豪雨から身を守るには、雨雲の接近や河川の増水をリアルタイムで把握できるアプリの活用が効果的です。この記事では、ゲリラ豪雨対策に役立つアプリを目的別に紹介します。
雨雲の接近をいち早く知る:予測レーダー系アプリ
アメミル
AR(拡張現実)とAIを組み合わせて、リアルタイムの降雨情報を表示するアプリです。250mメッシュという細かい単位で5分ごとに情報が更新され、現在地周辺の降雨の強さや落雷の情報も確認できます。外出先で「あと何分でこのあたりに雨雲が来るか」を把握したいときに便利です。
ウェザーニュース
天気予報アプリの定番のひとつで、「ゲリラ雷雨(豪雨)レーダー」機能を搭載しています。地図をタップすると、その地点のゲリラ雷雨の危険度の推移を確認でき、台風や大雨の詳細な予報を追いたいときにも役立ちます。
避難情報をいち早く知る:防災速報系アプリ
特務機関NERV防災
通知の速さと精度で定評のあるアプリです。気象庁の情報をベースにしつつ独自の解析を加えており、場合によっては気象庁の公式発表よりも早いタイミングで通知が届くこともあります。必要な情報だけをシンプルに表示するレイアウトも特徴で、初めて防災アプリを使う人にもわかりやすい設計です。
Yahoo!防災速報
自宅・職場・実家など、国内3地点を登録して、それぞれの災害情報をまとめて受け取れるアプリです。ユーザー同士で周辺の状況を投稿・共有できる「災害マップ」機能もあり、近所の冠水状況などをリアルタイムに把握したいときにも活用できます。通知のオン・オフや対象地域の設定も簡単です。
河川の増水を確認する:川の防災情報
ゲリラ豪雨で特に注意したいのが、河川の急な増水です。国土交通省が提供する「川の防災情報」(river.go.jp)では、全国の河川水位や雨量、氾濫の危険度をリアルタイムで確認できます。近くにライブカメラが設置されている河川であれば、実際の映像で状況を確認することも可能です。自宅や職場の近くに川がある人は、あわせてチェックしておくと安心です。
アプリは複数を組み合わせて使うのがおすすめ
大規模な災害が発生すると、アクセスが集中してアプリやサイトが一時的につながりにくくなることがあります。1つのアプリに頼り切るのではなく、雨雲レーダー系・防災速報系・河川情報系をそれぞれ1つずつ組み合わせておくと、いざというときに情報を得やすくなります。
また、豪雨で外出先が浸水してしまった場合には、スマホ自体が水に濡れてしまうリスクもあります。水没時の対処法は以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて確認しておいてください。
→ スマホが水没したらどうする?正しい対処法とNG行動はこちら
まとめ
ゲリラ豪雨は突発的に発生するため、事前の備えが被害を減らす鍵になります。雨雲レーダーで接近を早めに察知し、防災速報アプリで避難情報を受け取り、河川の水位情報で増水の状況も確認する——この3種類を組み合わせておくことで、突然の豪雨にも落ち着いて対応しやすくなります。
使う前に設定しておきたいこと
いざという時にすぐ気づけるよう、インストール後は以下の設定を済ませておきましょう(2026年9月時点の情報)。
- アプリの通知(プッシュ通知)をオンにしておく。OS側の通知設定でアプリがブロックされていないかも確認しましょう
- 位置情報の利用を許可しておく。現在地を基準にした雨雲・河川情報を受け取るために必要です
- ご紹介したアプリはいずれも基本機能を無料で利用できますが、ウェザーニュースや特務機関NERV防災のように、より詳細な情報や広告非表示などを提供する有料プランを併設しているアプリもあります。まずは無料の範囲で使い勝手を試してみるのがおすすめです



















